水ぬるむ季節、とは言っても、まだ残雪が解けない寒い日が続きます。
今日は、昼食時に、「寄せ鍋」をしました。
お出汁のきいたスープに、肉や魚や野菜を入れて、皆で箸をつつきます。
「春菊おいしいねー。」
「お豆腐とったー?」
「あんた、もっと食べんね?」
やっぱり、いつもより会話がはずみます。しかも、ちゃんと相手に配慮した会話。
「そんなに喋ってるとまたムセちゃいますよー」
と言わない日があってもいいか…と思って見ていると、
こういう日は逆に意外とムセない…
他人と関わる「社会性」のほうが、「一人で集中して食べる」よりも
嚥下機能をしっかり目覚めさせる…そんなこともあるのかも知れません。
「やっぱりみんなでお鍋はいいねー。」そう思いました。
フロア活動では月に1日か2日、習字を行っています。
翌月のお題としてその時に職員と利用者で季節の事柄や
旬の食べ物、行事などを話しながら書いていただいています。
書いたものは廊下に貼り出しています。
今月は十五夜のお団子も作って飾りました。
また、週に一度DVD鑑賞や録画した歌番組を見ています。
夜はTVを見ずに寝てしまう方が多くNHKの歌番組の録画は
利用者の方々に人気があります。
映画や舞台を録画したDVDを上映したりもしています。
2013.8.14(水)猛暑が続くお盆の中、毎年恒例の流し素麺の会が行われました。
流れてくる素麺を追う眼差しは、皆真剣です。
なかなか下流にいる利用者には素麺がまわってきません。
普段とてもゆっくり食事を召し上がるMさんも、今日ばかりは摑まえた素麺を素早くモグモグと沢山召し上がっていました。
ほとんど言葉を発しない全介助のTさんも「うまか〜!!」と召し上がっていました。
皆さんいつもと違った食事会の場面をとても堪能されていました。
流し素麺用に竹を準備してくれた方々や、浴衣や半被で会を盛り上げてくれた食事栄養課の職員に感謝です!!